スタッフブログ

’23/09 谷川主脈

投稿日:2023.11.03

「谷川主脈」

(仙ノ倉山)

(2026m)

(二百名山)

・・・

上州と越後の境、国境稜線に位置する谷川連峰。

気象の厳しさから標高1,500m付近 が森林限界となり、

笹原が広がる稜線上からは雄大な山々の景色を一望!

・・・

今回は主峰谷川岳(1977m)から平標山(1984m)へ続く

主脈稜線を縦走してきました。

1日目はロープウェイで天神平まで上がり

山頂直下の肩の小屋へ。

2日目は、万太郎山(1954m)、谷川連峰最高峰の仙ノ倉山(2026m)を超えて

平標山へ。

行動時間は12時間を超えるロングコースを皆さんと歩きました。

・・・

<1日目>

天神平

谷川岳ロープウェイで天神平へ上がりスタート。

この時はまでぎりぎり谷川岳が見えていました。

天神尾根

しかし天神尾根を登っていくと雲の中に突入してしまい

真っ白に…

肩の小屋

最後は霧雨状態の中を歩いて小屋へ。

夕方以降も風が強く天候が回復しないため

トマの耳とオキの耳への登頂は見送りました。

肩の小屋

肩の小屋の部屋はこんな感じ。

寝具はキャンプ用のマットと寝袋ですが

1人ずつ仕切りのカーテンがついてます。

荷物を整理した後は

ひたすらおしゃべりタイム!

肩の小屋夕食

栄養たっぷりの夕食で明日の長い長い行程に備えます 😀

管理人さんもとてもいい方で大変快適に過ごすことができました!

<2日目>

肩の小屋

まだ暗い4時30分に肩の小屋を出発。

誰が誰だか分かりませんね :mrgreen:

30分ほど歩くと徐々に明るくなり

オジカ沢ノ頭へ登っていきます。

ちょっとした岩場を登ると

オジカ沢ノ頭

最初のピークへ。

オジカ沢ノ頭

歩いてきた東方面。

ようやく陽が出てきて谷川岳も見えるように。

オジカ沢ノ頭

これから歩く西方面。

万太郎山へ続く稜線と

右に苗場山、左に浅間山。

アップダウンがひたすら続く道がスタート。

小障子ノ頭

2つ目のピーク。

奥には湯沢の街が見えました。

かまぼこ型の避難小屋と大障子ノ頭、万太郎山への急登。

大障子ノ頭

急登を登り切って3つ目の大障子ノ頭へ。

ようやく晴れて暖かくなってきました。

一旦下ったのち万太郎山へ標高差200mの急な登り返し。

バックには大源太山、巻機山、茂倉岳~谷川岳、燧ヶ岳、白根山、武尊山などが

ずらっと並ぶ圧巻の景色!

厳しいアップダウンは続きますが

この絶景も延々と続きます✨

万太郎山

最初の難関、万太郎山へ登頂!

ここまでで稜線歩きのうち大体半分…

万太郎山

西側にはラスボス仙ノ倉山へ続く稜線。

万太郎山

南側には子持、榛名、妙義、浅間山。

榛名山の奥にはうっすらと富士山の姿も!

万太郎山から稜線上の最低鞍部である毛渡乗越へ下ったのち

エビス大黒ノ頭へ標高差300mの急な登り返し。

ここが今回のルートの最大の難関でした💦

急登を何とか登り切って

エビス大黒ノ頭

5つ目のピーク、エビス大黒ノ頭へ。

エビス大黒ノ頭

ここまで来ると稜線上の2/3は終わったようなもの。

お昼休憩にして最後の仙ノ倉、平標山に備えます。

仙ノ倉山への登り返し。

ここもなかなかの急登でした…

仙ノ倉山

谷川連峰の最高峰でもあり、唯一の2000峰

仙ノ倉山(2026m)登頂おめでとうございます!

後ろにはこれから歩く前仙ノ倉山~平標山の稜線。

稜線歩きも残り僅かです。

仙ノ倉山

谷川岳から歩いてきた稜線が低く見えました。

皆さん本当によくここまで歩いてきました!

平標山

これまでとは一転、木道と階段の整備された道を進むと

最後の山頂、平標山へ登頂!

平標山

歩いてきた仙ノ倉山方面。

仙ノ倉山に隠れて谷川岳は見えなくなってしまいました。

平標山

平標山の家、大源太山、三国山へと続いていく県境稜線。

ここから続く階段地獄が最後試練でしたね😢

平元新道

山の家で休憩したのち

階段地獄の平元新道を下っていきます。

平標登山口

最後は長い林道を歩き平標山登山口へゴール!

行動時間12時間超えの長丁場となりましたが

無事にゴールすることができました。

皆さんの頑張りに感謝しかありません。

達成感と疲労感の混じったいい笑顔です 😀  😀  😀  😀

・・・

ご参加頂いた

●村さん

●屋さん

●さん

●内さん

2日間、本当にお疲れさまでした。

そしてありがとうございました 😀

来年はぜひ馬蹄形を歩きましょう!

💡