’23/08 櫛形山
投稿日:2023.09.19
「櫛形山」
(2053m)
(二百名山)
・・・
甲府盆地の西端に位置する櫛形山は
和製の櫛を伏せたような形をしていることからその名前がつきました。
東に標高日本一の富士山、西に標高第二の南アルプス北岳
両山に挟まれた南アルプス前衛の山です。
山頂一帯は幽玄な雰囲気のカラマツやコメツガ、シラビソなどの原生林と
各所に明るいお花畑が点在し、豊かな自然を楽しめるのも魅力です。
・・・ 今回は山頂までの最短ルート池ノ茶屋登山口から櫛形山へ登り
お花畑が広がる裸山とアヤメ平を経て
北尾根から見晴らし台へ下山するルートを歩きました。
・・・

池ノ茶屋登山口
登山口へ向かう道中は晴れていたものの
登山口に近づくにつれ雨が降り始め
登山開始時は本降りに☔
↓
最初のお花畑を登っていきます。
ここはマルバダケブキとソバナが多かったですね。
お花畑の途中にはアルプス展望台があり
晴れれば絶景でしたがこの日は何も見えず 😥
↓

アルプス展望台からの景色(現地の案内標識より)

アルプス展望台からの景色
代わりに現地の案内にあった写真を拝借。
南部の悪沢岳や赤石岳に加え、白根三山も見えるはずでした。。。
↓
山頂付近は巨樹の森が広がっています。
特にダケカンバの大木と
木の枝に付く大量のサルオガセが目立ちました。
↓

櫛形山(奥仙重)
そうこうしているうちに
櫛形山へ登頂です。
こちらは地理院の地図上で櫛形山となっている山頂で
標高は2052m。
本当の山頂はもう少し先にあります。
↓

櫛形山
15分ほど進むと
櫛形山の最高地点2053.5mの山頂へ。
登頂おめでとうございます!
↓
原生林の中を次なる山頂裸山へ向かって進みます。
樹齢300年のカラマツの巨木。
とてつもないパワーを感じました。
↓
続いて裸山のお花畑へ。
ここはマツムシソウとタムラソウが目立ちました。
↓

裸山
裸山の山頂は北岳と富士山を望む
櫛形山の中でも最も眺めのいい山頂ですが
この日は残念…

裸山から櫛形山
先ほど登った櫛形山が見えたのみでした。
↓

アヤメ平
アヤメ平へ着くころには雨も上がり青空が見え始めました!
この時期はハンゴンソウとタムラソウが目立ちました。

タムラソウ
アザミに似ますが葉に棘がありません。

ソバナ
名前の由来は①切り立った崖(岨=ソバ)に生えるから
杣道(山仕事をする人が通る道)に生えるから
葉が蕎麦の葉に似ているから
などいろいろあります。
↓

アヤメ平
花を搔き分けながら北尾根へ。
↓

見晴らし台
雨も上がり
見晴らし台へ無事ゴール。
ここは八ヶ岳~奥秩父~富士山を一望できる展望台なのですが
一面真っ白…
↓

韮崎旭温泉のテラスから
日帰り入浴後、外を眺めてみると
富士山見えました!
最後の最後にご褒美が待っていました!
・・・
雨の中、大変お疲れさまでした。
山中での景色は残念でしたが
晩夏~秋の花や巨木とサルオガセの原生林を
楽しむことが出来ましたね
・・・
ご参加頂いた
●山さん
●坂さん
●山さん
ありがとうございました 😀 😀
アヤメの咲く時期にぜひリベンジしましょう!
💡
➡