スタッフブログ

’23/07 唐松岳・五竜岳

投稿日:2023.09.13

「唐松岳・五竜岳」

(2696m・2814m)

(三百名山・百名山)

・・・

唐松岳と五竜岳は後立山連峰の中央部

位置する名峰です。

美しい端正な姿の唐松岳と

筋骨隆々と表現されるほどどっしりとした佇まいの五竜岳。

山頂や二座を繋ぐ稜線からは雄山、剱岳など立山連峰と

鹿島槍ヶ岳、白馬岳など後立山連峰の絶景が延々と広がります!

・・・

今回は唐松岳~五竜岳に登りたいとご要望があり

オーダーツアーという形で行ってきました。

ゲストの目標や要望を形にし叶えるツアー!

ITREKでは3名様~お受けすることが可能です!

・・・

ルートは八方尾根から入山し、遠見尾根へ下山する1泊2日。

どちらの尾根も長大ですが

ゴンドラとリフトを利用して標高を稼げる利点あり。

果たして絶景を見ることはできたのか!?

・・・

<1日目>

八方池山荘

ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ

八方池山荘からスタート。

麓は晴れていましたが山の上は雲の中。

八方池

先ずは八方池へ。

花はたくさん咲いていましたが

雲の中で景色は何も見えないのは変わらず 😥

なかなかすっきりとは晴れてくれないものの

登る分には涼しくて最高でした!

山荘直下の岩場を登る。

頂上山荘に到着後、荷物をデポして唐松岳へ。

唐松岳

唐松岳登頂、おめでとうございます!

登頂直後は雲に包まれガスガスの真っ白。。。

唐松岳

30分ほど、山頂で粘っていると

不帰嶮方面が見えるように!

その他の方面は

残念ながら雲が切れず見えませんでしたが

雲に包まれた1日の中で

少しでも稜線の山々が見えてラッキーでした!

唐松岳頂上山荘

無事に頂上山荘へ戻り1日目は終了しました。

・・・

<2日目>

唐松岳から見る日の出

2日目の朝

日ノ出は雲が多かったですが

白馬三山の向こうが赤く染まり見事なものでした!

頂上山荘前から

山頂からも見事な眺めでしたが

小屋前からも五竜岳に立山と剱岳を望む最高の眺め!

頂上山荘

朝陽に照らされた唐松岳と剱岳をバックに

いよいよ五竜岳へ出発。

牛首の岩場

五竜岳への稜線は前半は岩場が連続します。

岩場を振り返ってみたところ。

見た目ほどは高度感はなく足場もしっかりあります。

五竜岳と立山

岩場は続きますが最高の眺めが続きます♪

岩場をどんどん下っていきます。

チシマギキョウ

岩場にはたくさんのチシマギキョウ。

岩場を下り終えると五竜岳が随分近くなってきました。

剱岳と立山を横目にまだまだ下っていきます。

途中、雷鳥の親子と遭遇!

徐々に雲が増えてきた中

最低コルから五竜山荘へ登り返していきます。

聳え立つ五竜岳とコバイケイソウ。

五竜山荘

五竜山荘に泊りの荷物をデポし

軽量化してから五竜岳へ。

五竜岳への道も岩場の連続。

最後の難所

目の前に聳える急な岩場を登れば山頂。

五竜岳(2814m)

見事、登り切りました。

登頂おめでとうございます!!!

山頂から北側の景色

この日は残念ながら雲が多く周囲の山々はよく見えなかったため

下見の時の写真を。

北には唐松岳~不帰嶮~白馬鑓ヶ岳方面。

山頂から西側の景色

西には剱岳、立山に加え薬師岳も。

山頂から南側の景色

南には鹿島槍ヶ岳。

五竜山荘へ戻り、荷物をピックアップした後は

長大な遠見尾根を下っていきます。

上部は岩場で転倒注意な場所が続きます。

五竜岳は雲が多く

最後までクリアな姿を見せてくれませんでした 😥

岩場の後はひたすらアップダウンを繰り返しながら

下っていきます。

標高も下がり陽射しが出て暑さが疲れた体に堪えましたね。。。

最後は階段地獄を下り

スキー場内の植物園を下ると。。。

アルプス平

ようやく五竜ゴンドラ山頂駅へゴールです。

長丁場の2日目も無事に歩き切り

下山することができました。

皆さん達成感に満ちた

充実の?または疲れ切った?表情ではないでしょうか!

・・・

1泊の行程となり2日目がなかなか大変でしたが

歩き切った皆さんはお見事でした!

2日目の稜線からの景色は最高でしたね♪

・・・

ご参加頂いた

●藤さん

●村さん

●井さん

ありがとうございました 😀  😀

💡