スタッフブログ

’23/12 中倉山

投稿日:2023.12.20

「中倉山」

(1530m)

・・・

栃木県日光市の南端に位置する中倉山。

東麓の渡良瀬川沿いにはかつての足尾鉱山があり

中倉山の山肌も銅の精錬所からの有毒な煙を浴びたり

燃料として伐採されたことにより樹木が消滅してしまいました。

現在も一部では草が生え始めているものの

「日本のグランドキャニオン」とも称される

荒涼とした山肌が特徴的です。

・・・

360度開けた稜線からは、男体山、皇海山を始め

栃木と群馬の山々を一望!

  そんな稜線で1本だけたくましく生き残った「孤高のブナ」は

今や中倉山のシンボルとなっています。

・・・

今回は中倉山~沢入山の絶景稜線を

歩く予定でしたが

強烈な寒気と暴風により

孤高のブナまでの往復ルートとなりました。

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銅親水公園

快晴の銅親水公園からスタート。

(読みはあかがねしんすいこうえん)

朝陽に照らされた中倉山が美しい✨

まずは登山口まで3kmほどの林道歩き。

前日までとは打って変わって

凍てつく寒さです🥶

中倉山登山口

50分ほどで中倉山登山口へ。

これから先の急登に備えウェアを調整します。

標高900mの登山口から

中倉山の稜線まで

標高差600mほどの急登が続きます。

樹林帯は尾根に守られ

陽も当たって暖かくなってきました。

急登で運動量も上昇⤴

巻道分岐から富士山

尾根に上がり急登をさらに登っていくと

巻道との分岐からは真っ白な富士山の姿も⛄

尾根上は一気に風が強くなり

木々が風でかなりの音を立てながら揺れていました🌀

中倉山の稜線に上がると

目の前には社山~半月山と男体山。

そしていよいよ絶景の稜線へ!

しかし遮るもののない稜線上は

予報どおりとんでもない暴風🌀

強弱の波はあるものの

時折風速20mはあろうかという風が吹き付け

立っているのもやっとの状態に💦

中倉山

耐風姿勢をとりながら

なんとか強風をやり過ごし中倉山へ。

登頂おめでとうございます!

中倉山

写真じゃ伝わりませんが

あまりの風に

山頂滞在わずか1分で即退散💨

波平ピーク、沢入山へと続く

絶景の稜線が目の前に広がりますが

それどころではありません。

奥には皇海山も見えています。

南には富士山と袈裟丸山など。

北には黒檜岳など中禅寺湖南岸稜線との間に

日本のグランドキャニオンとも呼ばれる

松木渓谷の荒々しい光景が広がります。

孤高のブナ

強風に煽られながらも

孤高のブナへ。

稜線から見るとあまり孤高な感じはしませんが

巻道側から見上げるとまさに孤高のブナといった感じに!

暴風のため

ここから先の稜線歩きは危険と判断し

巻道で下山することに。

中倉山登山口

途中端折って一気に中倉山登山口へ。

下りはあっという間に降りてきました。

風も弱くポカポカ陽気の登山口で

お昼を食べて元気回復!

最後はおしゃべりしながら

皆さん仲良く並んでゴール。

銅親水公園

無事にスタート地点まで戻ってきました。

天気はよかったですが

稜線上はとんでもない暴風でしたね。。。

何とか孤高のブナまで行くことができ

本当によかったです🙌

・・・

足尾銅山観光

予定より大分早い下山となったため

おまけで大人の社会科見学へGO。

・・・

ご参加頂いた

●田さん

●内さん

●木さん

●佐さん

●藤さん

ありがとうございました 😀  😀

また今回が2023年最後のツアーとなりました。

参加していただいた全てのゲストの皆さまに

感謝です。

ありがとうございました!

💡