’16/03/13 野生動物の息吹き
投稿日:2016.03.14
冬の雪原、雪の積もった樹林帯を歩くと野生動物が生きている証しを発見する事が出来ます。
今日はその中からいくつかを紹介しようと思います。
先ずは、大型動物で4本足のニホンカモシカです、この写真は右から左方向へ歩いて行ってます。
豚の鼻の様な黒い二つの点はヒズメの跡です。
カモシカの足は雪の上を歩くときこの二つのヒズメの間が開いて深く沈み込まないようになってます。
🙂
😛
私の手袋との比較です。なかなか大きな足跡ですね。
実は、この後、この足跡の持ち主と遭遇したのでしたが写真を撮ろうとカメラを構える前に森の中に消えて行ってしまいました。
残念!!
😀
😯
樹齢50から60年くらいのミズナラの木、良く見ると途中の枝に枯葉の着いた枝が引っ掛かってますね。
これは、まだ葉が枯れる前に折られたので葉が枝に着いたままなのです。
そして、この幹の上を見るとーーーー
😯 :
lol:
太い幹の上、枝が細くなった辺りに、枯葉が着いたままの枝が何本かが枝の又に乗ってます。
写真中央と写真右側の上下2ヶ所合わせて3ヶ所。
去年の秋、ツキノワグマがミズナラに実ったドングリを食べに登り食事をした跡です。
実付きのいい枝の先端下部まで登り、枝の又に腰掛けて上部の枝を折り、ドングリを食べ、その枝を自分のお尻に敷きます。
その跡が「熊棚」呼ばれ、冬になると廻りの木葉が落ちて良く見える様になります。
今回はカモシカとツキノワグマのお話でした。
では、また。